子供の熱中症が室内やプールでもなりやすいのはなぜ?水分補給の量は?

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2歳になる娘がいる夫婦で夫の姑と同居している友人がいるのですが、子供が熱中症にならないか心配しています。

家の中に居ても暑い日は室温が上がってしまうのでエアコンを入れたいのですが、同居している姑さんがエアコンが苦手で嫌がるそうなんです。

仕方がないので、近くのプールに子供と度々行くそうなんですが、プールでも熱中症になると聞いて悩んでいました。

そこで今回は、子供の熱中症は室内やプールでもなりやすいのか、水分補給の量はどれくらいが良いのか、などについてご紹介します。

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子供の熱中症は室内でもなりやすいの?

子供やお年寄りの方は、室内に居ても熱中症にかかる人が多いですよね。

毎年のように家の中に居て熱中症にかかり、病院に搬送されるニュースをよく耳にします。

 

2歳ぐらいの子供だと、体温を調節する機能がまだ十分に発達していないため、体温が高くなっても中々下がりにくいです。

また、お年寄りは、体力が抵抗力が落ちているため脱水症になりやすく、少しぐらい喉が乾いても我慢してしまう傾向にあります。

それに、お年寄りは冷え性の方も多いですからね。

なので、小さい子供やお年寄りの方は、室内に居ても熱中症になって、深刻な事態に陥る可能性も高いのです。

 

ちなみに、室温が35度以上になると、家の中でも熱中症になる危険性はかなり高くなるという統計データが出ています。

  エアコンを嫌がる姑さんと同居している場合、こういった事をよく説明して納得してもらう必要がありますよね。

 

また、エアコンも軽いドライ運転にして、扇風機と併用して使うとそんなに冷えすぎないので良いですよ。

さらに、どうしてもエアコンが嫌なら、扇風機や冷風機などを使うとか、一緒にいる部屋をわけるなどの対策を取りましょう。

 

子供の熱中症がプールで起きるのはなぜ?

子供が熱中症になるのは、炎天下の屋外だけでなく、涼しいはずのプールの中にいても起きてしまいます。

  その理由は、プールで泳ぐことで、予想以上に大量の汗をかきますが、水の中にいるため汗をかいているという実感がないからなんです。

また、水の中にいるので体が涼しいから、水分や体力が失われて行っていることに、本人が気づきにくいのが原因です。

さらに、付き添っている親の方も、プールの中にいたら子供は涼しいから、喉も渇かないだろうと油断しがちになってしまいますよね。

 

ちなみに、1時間ほどプールで泳ぐと、500mlのペットボトル1本分以上の汗をかくとの検証データも出ています。

  なので、2歳の小さい子供だったら、30分ぐらいプールで遊ばせたら、外の日陰で休憩させて、水分補給と体力の回復を心がけるようにしましょう。

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子供を熱中症から守る水分補給の量はどれくらい?

プールなどの水の中や家の中でも、熱中症の予防対策には、水分補給を十分に行うことが大切です。

特に、小さい子供やお年寄りの方には、本人が求めてなくても、こまめな水分補給をするように注意しましょう。

また、その水分も、ただの水ではなく、麦茶やスポーツドリンクなどミネラルや塩分が入っているものが良いですね。

 

子供を熱中症から守る水分補給の量はどれくらいが一番良いかと言うと、大体コップ1杯ぐらいで十分です。

と言っても、それは一度に飲む水分補給の量のことですよ。

なぜなら、一度に大量の水分を摂ると、胃の働きが一気に悪くなり、下痢や嘔吐するなど、逆に体調を崩してしまうからなんです。

なので、コップ1杯ぐらいの水分を、家の中なら2時間~3時間おきにコマ目に補給することが大切ですよ。

 

まとめ

小さい子供さんとお年寄りの姑さんと同居していたら、体感温度も違うから室温設定などにも気を使いますよね。

ましてや、夏場の熱中症対策にはエアコンが不可欠な猛暑日もありますから、できるだけ効果的に使うようにした方が良いですよ。

あとは、こま目な水分補給を心がけて、冷たい水などを一気に飲んだり、一度に大量に飲むのはお腹の調子を悪くしたりするので注意しましょう。

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