茶殻を脱臭剤に再利用する方法と肥料の作り方、掃除にも使える!?

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日本人にとって食事の後のお茶は美味しいですよね。

お茶好きの家庭だったら、たった1日だけでもかなりの量の茶殻が出ます。

普通そのままだとゴミ箱にポイと捨ててしまいます。

でも、茶殻には、実は意外な再利用の方法があったんです。

そこで今回は、茶殻を脱臭剤に再利用する方法と肥料の作り方茶殻を掃除に使う方法などについてご紹介しましょう。

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茶殻を脱臭剤に再利用する方法

茶殻 脱臭剤 再利用

紅茶や麦茶、ほうじ茶、玄米茶などを飲んだ後の茶殻はどうしていますか?

まさかそのままゴミ箱や流し台の三角コーナーにポイって捨てたりしていないでしょうね。

もしも捨てたりしているのなら、それは大変もったいないですよ。

なぜなら茶殻には、生ゴミなどの悪臭をグングン吸いとってくれる働きがあるんです

なので、脱臭剤の代わりとして使えます

 

茶殻を脱臭剤の代わりに再利用する方法はとっても簡単です。

 

お茶を飲んだ後の茶殻は、温度が冷めてから手でギュッとしぼって余分な水分を捨てます。

その後、しぼった茶殻を流しの三角コーナーに入れた生ゴミの上からかぶせるだけです。

 

たったこれだけで、生ゴミでる悪臭を茶殻が吸いとってくれるので、ほとんど臭わなくなります

 

また、茶殻を一度乾燥させ、それを生ゴミに混ぜてからゴミ箱に捨てると、生ゴミから出る水分を乾燥した茶殻が吸収してくれるので、汚水も出ないし、悪臭も防いでくれます。

さらに、乾燥させた茶殻を紙袋などに入れておけば、除湿剤にもなります。

 

小さく小分けした紙袋に乾燥させた茶殻を入れ、それを靴箱や食器棚、流し台の下など湿気がこもりやすい場所に置いておきましょう。

そうすると、茶殻が周りの湿気を吸ってくれるし、嫌な臭いもしなくなりますよ。

 

茶殻を再利用にした肥料の作り方

茶殻は植物の肥料にも再利用できます

茶殻を再利用にした肥料の作り方なんて面倒くさいと思われるかも知れませんが、やってみると結構簡単にできちゃいます。

 

まず最初に、茶殻をもう一回煮出して、茶殻に含まれているお茶の成分を出しきります。

この場合、一晩だけ茶殻を水に浸けて置くだけでも構いません

茶殻から出たお茶の出がらしを、育てているお花や植物などの鉢植えにまんべんなくかけてみてください。

すると、弱りかけていたお花や植物も元気を取り戻してきます。

 

この茶殻で作った肥料をやる頻度は、週に1回ぐらいを目安にしてください。

お茶の茶殻がお花や植物、植木などの肥料がわりにもなるなんて不思議な感じがすると思いますが、これが結構効果がありますよ。

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茶殻を再利用して掃除に使う方法

茶殻は食器の油落としなどの掃除にも再利用できます

炒め物や揚げ物をしたら、食器が油汚れしたりしますよね。

 

でも、そんな油汚れがひどい食器も、茶殻を上からたっぷりと振りかけてこすり落とすようにすると、きれいに油汚れが落ちちゃいます。

 

なので、まずは茶殻で頑固な油汚れを下洗いで落とし、その後で仕上げに洗剤を使って洗えば、余分に洗剤を使わないで済むので助かります。

 

また、茶殻は玄関などを掃除する時に出る土ぼこりの防止にもなります

玄関などを掃除する際はどうしても土ぼこりがするので、最初に水をまいたりしますよね。

でも、水をまく代わりに固くしぼった茶殻を玄関にまいてからホウキではくと土ぼこりがしません。

手で固くしぼった茶殻には適度な湿り気があるので、土ぼこりをからめ取る効果があり、ほこりがモウモウと立ち昇ることもなくきれいに掃除ができます。

 

魚の塩ぬきに茶殻を使う方法

魚料理をする際には、塩加減が大切なポイントになります。

特に塩鮭などは、そのままだと塩が効きすぎていますから、塩抜きが必要です。

一般的な塩抜きの方法は、薄い塩水に塩鮭を浸ける「呼び塩」といわれる塩ぬき方法です

ただし、この塩抜き方法は加減が結構難しくて、塩分がぬける反面、魚本来の旨味のあるたんぱく質まで分解するので美味しさが落ちてしまいます。

 

そこで、魚の旨味を減らさずに塩抜きする方法として、茶殻を使うのです。

元々お茶にはタンニンという成分が入っていて、そのタンニンはたんぱく質を固める効果があります。

そのため、茶殻を使うことで、魚の旨味がつまったたんぱく質を逃がさないで、効果的に塩抜きできます。

魚の塩抜きに必要なタンニンの量は、茶殻に残ったタンニンの量で十分です

なので、塩鮭などを塩抜きする場合は、まず塩ぬき用の食塩水に一摘みの茶殻を入れてからやるようにすると上手くいきますよ。

 

ちなみに、魚焼きグリルの受け皿に固くしぼった茶殻を薄く敷いてから焼くと、魚の生臭い臭いがしなくなります。

 

茶殻で赤ちゃんのオムツかぶれが治るって本当!?

赤ちゃんのオムツかぶれって、お母さんにとっては悩みの種ですよね。

でも、茶殻が赤ちゃんのオムツかぶれに効果的って知ってましたか?

実は、茶殻ももう一度煮出したお茶には、オムツかぶれを治す効果があるんです

 

茶殻を使った赤ちゃんのオムツかぶれを治す方法は、とっても簡単です。

 

まず最初に、使った茶殻をもう一度たっぷり入れた水で煮出します。

その煮出したお茶(煮出し汁)をビンなどに移して置きましょう。

そして、赤ちゃんのおむつ交換の時に、その煮出し汁をガーゼか柔らかい布で浸し、お尻をきれいにふいてあげましょう。

これだけで、軽いオムツかぶれならば、2日~3日ぐらい繰り返して続ければきれいに治っちゃいます。

 

もしも、オムツかぶれの症状がひどい場合は、その煮出し汁を水で少し薄めてから使うようにしてください

なお、お茶は毎日飲むものなので、茶殻も毎日取り替えて、新しい茶殻の煮出し汁を作るようにしましょう。

もちろん市販のオムツかぶれに効く薬を使っても構いませんが、茶殻の残り成分にオムツかぶれを治す効果があるのなら、試さない手はありませんよね。

それにどうせ捨てる茶殻なら、再利用するのがお得ですからね。

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