季節の変わり目になると、風邪を引くことが多いですよね。
風邪を引くと熱があるのに寒けがして、喉が痛くなったり鼻水が止まらなくなったりします。
でも、そんな時に限って仕事を休めなかったり、旅行の予約を入れていたりするものです。
そんな場合、どうにかして早く風邪を治す方法はないかと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、風邪を早く治す方法は鼻水がポイントだということ、風邪を早く治すにはビタミンCが効く理由、風邪を早く治す民間療法などについてご紹介します。
風邪を早く治す方法は鼻水がポイント!
風邪を引くと鼻水が止まらなくなりますよね。
ティッシュで鼻をかみすぎると、しまいには段々と鼻の奥が痛くなったり、血が滲んだりすることもあります。
面倒だから、逆に鼻水を鼻の中にすすり込んでしまうこともあると思います。
でも、鼻水をかまずにすすり込んだり、無理に風邪薬で鼻水を止めたりすると、風邪の治りが遅くなるんです。
なぜなら、もともと鼻水は体の中のウイルスを外へ追い出そうとして、自然に出てくるものだからです。
そのため、風邪を引いた時は、鼻水を出せばだすほど早く治ります。面倒くさいけど、鼻水はティッシュで何度もかんで、ウイルスを外へ追い出しましょう。
ちなみに、鼻水の正しいかみ方のコツは、必ず鼻の片方ずつかんでください。
両方いっぺんに鼻水をかむと、耳がキーンとなって痛める恐れがあります。
また、風邪のウイルスを鼻の奥へと追い込んでしまうことになるため、風邪が悪化する恐れもあるので注意してください。
風邪を早く治すにはビタミンCが効く理由とは?
風邪を引いたら、ビタミンCを多く摂ったら良いと言いますよね。
確かに、ビタミンCを多く含むミカンを食べたり、サプリメントと飲んだりすると風邪が早く治ったりします。
また、普段からビタミンCを摂っていると、風邪にかかりにくいとも言われています。
では、ビタミンCを摂ると風邪が早く治るのはなぜなんでしょうか?
また、体内にビタミンCが吸収されることで、コラーゲンの生成を促す働きがあります。
そのため、風邪を早く治したいなら、ビタミンCを多く含む食べ物やサプリメントで、しっかりと補給するようにしましょう。
風邪を早く治す民間療法とは?
昔から風邪を引いたら、これを食べたり飲んだりしたら治るっていう民間療法がたくさんありますよね。
例えば、ネギ湯とか、梅干しの黒焼き、陳皮(ちんぴ)などです。
特に風邪のひき始めなら、ネギ湯 が一番効くと私も思います。
ただし、ネギ湯もこれだけではあまり美味しくないので、そこに追加で味噌やかつお節を少し入れると飲みやすくなります。
私の小さい頃は、母親がよくネギ湯を作ってくれました。
風邪を引いた時にネギ湯を飲めば、体が温まって汗が出てくるので、熱を下げてくれる効果があります。
梅干しの黒焼きは、風邪を引いて喉が痛い時によく効く民間療法のひとつです。
最後に、しょう油を少しだけ加えると飲みやすくなります。
なお、番茶がない場合は、普通のお茶でも熱湯でも構いません。
陳皮(ちんぴ)は、ミカンの皮で作ったもので、風邪を引いた時の咳やタンに効く民間療法のひとつです。
カラカラになった陳皮を細かく包丁で刻み、それを鍋に入れて、水を3カップ加えて火にかけます。
そのまま水の量が大体半分くらいになるまで煮つめます。
これをマグカップに入れて、ハチミツ少しだけ加えると飲みやすくなります。
こうした民間療法というのは、即効性はあまり期待できませんが、昔から風邪が治ると言われて長く伝わっている方法なのです。
まとめ
普段、あまり風邪を引かない人が風邪を引いた場合は、たっぷりと睡眠をとって、栄養のある食べ物を食べるだけで治ってしまいます。
しかし、睡眠と栄養だけでは風邪が治るには、2日とか3日、中には1週間以上もかかることも珍しくありません。
そこで、風邪を早く治したいなら今回ご紹介した情報が参考になると思いますよ。