ハムはもともと保存食品で、長期保存ができるのでこれほど便利なものはありません。
スーパーや百貨店などで販売しているハムは、スライスして真空パックしているものが多いですよね。
でも、できればスライスしていない丸々一本を購入するほうが保存期間も長いだけでなく、値段もお得なんです。
そんなハムも賞味期限が切れてしまうと、未開封や開封後のは食べれるのか不安になりますよね。
そこで今回は、ハムの賞味期限切れで未開封なら食べれるのか、開封後のはどうなのか、粘り気があるは捨てたほうがいいのか、などについてご紹介します。
ハムの賞味期限切れで未開封なら食べれる?
食品に表示されている賞味期限とは、その日にちまではおいしく食べらますよと、製造メーカーが保証している期間のことです。
その一方で消費期限とは、未開封の状態で5日以内に食べなければ腐敗するおそれのある食品に義務付けられている期間のことを言います。
そのため、一般的には賞味期限の2倍ぐらいまでの期間切れで、未開封でしたら、おいしさは多少落ちますが普通に食べても大丈夫です。
わたしもお歳暮やお中元などで、ハムやソーセージを頂くことが多いのですが、押し入れなどにしまいっぱなしで賞味期限が過ぎたものが結構あります。
その場合でも、わたしの個人的なルールですが、賞味期限から1年以内なら捨てたりしないで、料理に使っています。
もちろん、それでお腹を壊したりとかいうのは一切ありません。
ハムの賞味期限切れで開封後のは食べれる?
では、ハムが賞味期限切れになってて、それが開封後のものって食べれるのか気になりますよね。
お歳暮やお中元などで頂くハムは、大きな塊ですから、中々開封してから一度に食べきることはできません。
そのため、どうしても残ったハムは冷蔵庫か冷凍庫で保存することになります。
一般的に開封後のハムの場合、冷蔵保存で2日~3日間、冷凍保存で1ヶ月間は大丈夫だと言われています。
ただし、真空パックから開封して一度空気に触れたハムは、おいしさがどんどん悪くなっていきます。
また、ハムの表面に細菌が付着し、時間の経過とともに繁殖するなどしてしまうので、開封後のハムはすぐに食べきるほうがいいです。
つまり結論は、ハムの賞味期限切れで開封後のだったら、冷蔵庫で3日以内、冷凍庫で1か月以内なら食べられるということです。
そして、保存した開封後のハムは、加熱調理してチャーハンや野菜炒めなどの料理の具材として使ってますよ。
ハムの賞味期限切れで粘り気があるは捨てる?
では、ハムが賞味期限切れしていたのを開封したら、表面がネバネバと粘り気があった場合は捨てたほうがいいのか迷いますよね。
と言うか、そうなったら迷わず捨てる方も多いと思います(笑)
確かにハムは、賞味期限内であっても一度真空パックから開封すると品質が落ちてきます。
その場合でも、ハムの表面を指で触ってみて、粘り気はあるけど、くさい臭いがないのなら加熱調理すれば食べても大丈夫です。
ハムの粘り気は、お酢を含ませたキッチンペーパーで拭き取るときれいになります。
また、一度熱湯中に入れて湯通しした後、キッチンペーパーで水気を拭き取るという方法もあります。
つまり結論は、粘り気が出たハムでも捨てないで、加熱調理すれば食べられるということです。
ただし、臭いをかいでみて、変な臭いやくさい臭いが少しでもするようなら、それは腐敗しているということですから食べないで捨てましょう。
まとめ
ハムは保存食品なので消費期限の表示義務はなく、賞味期限が明記されています。
その賞味期限が切れていても、未開封ならその期限の2倍くらいまでなら大丈夫で、私も普通に食べています。
ただし、開封後だと保存方法によって食べられる期間が違ってくるので注意しましょう。
ちなみに、アイスクリームは賞味期限や消費期限の表示はありませんので、冷凍保存している限りいつまでも食べられるということです。