外出先の退屈しのぎやウォーキング中にラジオでも聴こうと持って出たのいいけど、電池切れだったってことありますよね。
最近のアルカリ乾電池は性能が良いので、昔みたいに段々とラジオの音量が小さくなってくるってことはなくて、急に電池切れを起こしてしまいます。
しかし、電池切れだと諦めるのは早すぎますよ。
なぜなら、アルカリ乾電池でもあることをすると復活させることができるからなんです。
そこで今回は、アルカリ乾電池は冷蔵庫で復活するって本当なのか、乾電池を長持ちさせる方法などについてご紹介します。
アルカリ乾電池は冷蔵庫で復活するって本当?
以前に友人から、アルカリ乾電池が切れたら冷蔵庫で冷やすと復活すると聞いたことがあります。
そこで実際に電池切れになったアルカリ乾電池を冷蔵庫に入れる実験をしてみました。実験は、4本のアルカリ乾電池を2本づつに分けて、冷蔵庫に2本、冷凍庫2本入れて冷やしてみました。
実験結果は、どちらもまったく復活しませんでした。
冷やす時間に関係するのかも知れないと思い、1時間後、3時間後、6時間後、24時間後と4回に渡って実験しましたが、全然でしたね。
それでネットで色々調べてみたところ、その友人の情報はデマだと分かりました。
つまり、アルカリ乾電池を冷蔵庫に入れて冷やしても復活することはありません。
また、冷やしても乾電池が長持ちすることもないそうです。
逆に冷蔵庫で冷やしたりすると、乾電池に結露やサビが出て、最悪の場合は液漏れの原因にもなります。
では、電池切れのアルカリ乾電池を復活する方法はないのでしょうか?
いえ、一つだけ方法があります。
その方法とは、アルカリ乾電池を暖める ことなんです。
完全に電池切れまでいかないアルカリ乾電池の場合でも、暖めることで力が復活します。
乾電池を暖める方法は、乾いた布などで乾電池の外側を5分ぐらいこすって、その摩擦熱で暖めます。すると、今まで電池切れで聴けなかったラジオから音声が出るようになりますよ。
ただし、電池切れのアルカリ乾電池を暖めたからと言っても、完全に復活するわけではありません。
外出先やウォーキング途中にあるコンビニで、新しい乾電池を買うぐらいまでの短い時間ぐらいは、取り敢えずは使えるようになるという程度です。ちなみに、ラジオやコンパクトCDなどでは使えなかった電池でも、消費電力の小さいテレビのリモコンとか壁掛け時計などには使えることが多いですよ。
乾電池を長持ちさせる方法
乾電池は新品であっても、そのまま放置していると自然放電して寿命が短くなります。
ただし、まだ使える乾電池を長持ちさせる方法はいくつかあります。
乾電池を長持ちさせる方法
こうしたことに気をつけるだけで、乾電池が長持ちします。
特に注意したいのが、乾電池を水に濡らしたり、表面に傷を付けたりすることです。
このような行為は、乾電池の寿命を短くするばかりか、液漏れの原因ともなります。
アルカリ乾電池の液漏れは大変危険です。
なぜなら乾電池に使われている電解液の水酸化カリウムは、人間の皮膚を溶かしてしまうからなんです。また、液漏れした乾電池を触っている時に目に入ったりした場合、最悪は失明することもあります。
なので、アルカリ乾電池などから液漏れがしていたら、素手では絶対に触らないように注意してください。
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まとめ
今回は、アルカリ乾電池は冷蔵庫で復活するって本当なのかを実験した結果と対処方法などをご紹介しました。
また、乾電池を長持ちさせる方法などもいくつかご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
あと、ちょっとした豆情報で、新しい乾電池を使う前は、その電池のプラスとマイナスの接点の部分を鉛筆の芯で黒い粉が付くぐらいまでこすると長持ちするそうですよ。