クラゲに刺されたことがある人は分かると思いますが、ものすごく痛いですよね。
刺された瞬間は電気が走ったようなビリビリってした痛みがあります。
ただ刺すだけだったらまだ我慢できますが、毒があるので刺された後はミミズ腫れみたいにしばらく腫れます。
その後は痒みや痺れたりしますが、2、3日すると水膨れになったりするので注意してください。
そこで今回は、クラゲに刺された時の応急処置の方法とクラゲに刺されない日焼け止めは効果があるのかについてご紹介します。
クラゲに刺された時の応急処置の方法
海に入っている時、クラゲにはできるだけ遭遇したくありませんよね。
でも、クラゲは一年中いるんです。
ただし、クラゲが大量に発生する時期があります。
それは8月の中頃から10月の中頃までの、ちょうど海水温が20度ぐらいの時期です。
クラゲは腔腸(こうちょう)動物で、刺胞というトゲを刺して有毒な物質を敵に注入します。
特に沖合に泳いでいたりすると刺されやすいので注意してください。
クラゲに刺された場合、すぐに応急処置をしないとミミズ腫れが続きますよ。
クラゲに刺された時の応急処置の方法
慌てて振り払おうとしたりすると、かえってアチコチ刺さる結果になります。
海から上がったら、刺された箇所をこすらないようにして、海水で洗い流します。水道水で洗うと、逆に毒が体内に入りやすくなるので注意してください。
クラゲのトゲが刺さっているのが確認できるのなら、そのトゲを抜きます。 ただし、素手でトゲを触ると、触った手も毒で腫れてしまうので、ゴム手袋やタオルなどを使って抜いてください。 刺された箇所に消毒液をかけて消毒したら応急処置は完了です。消毒液がない場合は、食酢でも構いません。
傷口を食酢につけれる状態なら、30秒ぐらいつけたままにするとより効果的です。
なお、毒のあるトゲを持つ生き物はクラゲだけでなく、ハチや毛虫、ムカデなどもいますよね。
そんな毒のトゲを簡単に吸いだす便利グッズもあります。
私も持っているのが、ポイズンリムーバーです。
|
【レジャーや農作業の必需品】ポイズンリムーバー 応急用 毒吸引器 ベノム エクストラクター 蜂 ムカデなどに刺された時の応急処置に 登山 キャンプなど野外活動時の虫さされ 虫刺され 毒の吸出し スズメバチ クラゲ |
このポイズンリムーバーなら、クラゲのトゲや毒を一緒に吸い出してくれます。
私はいつも海や山に行く時にはバッグに入れて携帯しています。
これがあると、もしもハチに刺されたり、毒蛇に噛まれたりしても安心なので、お守り代わりに持ち歩いています。
特に毒蛇に噛まれたりしたら、毒液を吸い出す応急処置はすぐにやらないと命にかかわります。
クラゲに刺されない日焼け止めって効果ある?
クラゲに刺されない日焼け止めがあるのをご存じですか?
実は私も使ったことがあるんですが、「SAFE SEA」セーフシーというものです。
|
クラゲが人間の近くに寄ってきても、それが仲間だと勘違いさせてクラゲから攻撃されないように考えられたものです。
実際に海で使ってみましたが、私は刺されませんでしたけど、友人は塗ってても刺されました。
いくら仲間だと勘違いさせても、実際にクラゲに触れたりしたら関係なく刺されます。
なので、「SAFE SEA」セーフシーの効果はあまりないということです。
どっちかと言うと、日焼け止め効果の方が強い感じですね。
ちなみに、「SAFE SEA」セーフシーを塗る量は、1回に約20~30mlは必要です。
このボトルだと、大体4回~5回分ぐらいですね。
1回塗ったら約2時間ぐらいは、クラゲを予防する効果があるそうですが、海に入ったら流れてしまう感じなので、そんなに持たないと思います。
まとめ
私が初めてクラゲに刺された時は、一瞬何が起こったのか分かりませんでした。
ただ左肩から背中にかけて電気が走った感じでビリビリ痺れました。
なんだろうと思って痛いところを触ったら、またビリビリと刺されました。
結構沖合にいて刺されたので、右手だけで何とか泳いで陸に上がりましたけど、両方の肩を刺されてたら溺れていたかも知れません。
陸に上がっても周りに何にもない場所だったので、その時は海水で洗い流すだけしかできませんでした。
帰り道で薬局に寄って塗り薬を買って塗りましたが、もうずいぶん昔のことで何の薬だったのか覚えていません。
でも、今みたいに塗ったら腫れや痛みにすぐに効く感じじゃなくて、3日ぐらいは腫れや痛みが続きました。
その後は水膨れになって、それが潰れたらカサブタみたいな感じでしばらく残ってましたよ。