ガンは、今や日本人の死亡原因のトップになっています。
ガン細胞の発生を予防するには、規則正い生活習慣を心がけることが大切です。
また、ガンを予防するのに自分で簡単にできることは、主に「食事」です。
ガン予防となる食べ物や食生活に注意しながら、積極的にガン細胞が発生しないようにしていきましょう。
そこで今回は、ガン細胞の発生を予防する食事法の10か条と、牛乳とガンとの因果関係についてご紹介します。
ガン細胞の発生を予防する食事法の10か条
ガン細胞が発生する原因は人に違いますが、共通する大きな原因の一つが「生活習慣の乱れ」です。
生活習慣の乱れは、糖尿病や肥満、高血圧などの生活習慣病を引き起こしやすくなります。
また、生活習慣病の人ほど、ガン細胞が発生しやすいと言われています。そこでこの機会に、自分の生活習慣と食生活を見直してみましょう。
日本人の死亡原因のトップであるガンは、食生活を改善すれば未然に防げると言われています。
アメリカでガン研究のトップレベルのハーバード大学では、食生活を改善することで、ガンになるリスクが約30%も低下するとの研究報告があります。そこで、ガン細胞の発生を予防するための10か条をご紹介しますので、あなたもどれだけ該当するのかチェックしてみてください。
② 塩分の多い食品はできるだけ控えるようにする。
③ 肉や魚を焼いた時の黒こげ部分は食べないようにする。
④ 酒はほろ酔いぐらいに抑え、毎日飲む習慣をやめる。
⑤ カビが生えている食品や、消費期限切れなどの古い食品は食べないようにする。
⑥ 成人してからの体重増加を5キロ以内に抑え、余分な脂肪がつかないようにする。
⑦ タバコは吸わないようにする。
⑧ 1日1時間以上の散歩や適度な運動を毎日続けるようにする。
⑨ 過労を避け、疲労回復に努める。
⑩ 長い時間、直射日光に当たり過ぎないようにする。
ガン細胞の発生を予防するには、この10か条の食事法に注意しましょう。
10か条の中で最低7つの項目を習慣化すると、ガンになる危険率はかなり下がりますよ。
牛乳とガンとの因果関係について
イギリスのある有名な医学誌では、牛乳を飲む量が多い人は、少ない人と比較して寿命が短いとの研究報告があります。
また、チーズやヨーグルトなどの発酵乳製品に多く含まれる「ガラクトース」という成分は、動物実験では老化を早め、寿命を縮める働きがあるそうです。 さらに、乳牛の餌には、国や産地によって抗生物質や成長促進剤などが使われていることもあるので、その影響からか人間が飲むとアレルギーを起こす人も増えています。元々、牛乳は牛の赤ちゃんが飲むための飲み物ですから、人間が大量に飲むには適していないのかも知れませんね。
しかしその一方で、牛乳を飲む人と飲まない人とを比較すると、飲む人の方が胃ガンや大腸ガンになりにくいという研究報告もあります。
牛乳を飲むと胃壁が保護され、血液や体液が弱アルカリ性になることから、ガンの発生を抑える効果があると言うのです。
実際に、日本人のガンによる死亡率は、牛乳を飲んでいる人が13.2%に対して、飲んでいない人は19.2%で、その差は6%も違っています。では、牛乳は飲んだほうが良いのか、飲まない方が良いのかの二択になると、飲み過ぎない程度に飲むほうが良いという答えになります。
学校や職場の健康診断などでは、牛乳の一日の摂取量は400ccだと言われています。
つまり、何事も過ぎたるは及ばざるが如しではありませんが、そのくらいの量を飲むのが一番ベストだと言うことですね。
まとめ
がん細胞の発生を予防するには、食事法や生活習慣を見直してみましょう。
また、早期にガンの発生を見つけるには、毎年、定期健診を受けることをオススメします。
そして、ガン細胞の発生を予防するための10か条をチェックして、自分の食生活の改善に役立ててみてくださいね。