1年中購入することができる野菜の定番とも言える人参ですが、小さい子供に嫌われがちな野菜でもあります。
いつでも購入できるため、ついつい買い過ぎて放置してしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、人参の賞味期限について見た目で判断ができるのか、柔らかいのは食べても大丈夫なのか、保存は冷蔵庫で問題ないのかということについて、紹介をしていきたいと思います。
興味のある方は、是非読んで参考にしてみてくださいね。
人参の賞味期限は見た目で分かるの?柔らかいのは問題ないの?
早速結論から述べてしまいますが、人参の賞味期限は見た目でもある程度判断することが可能です。
また、柔らかいのも食べること自体は問題ありません。
1つずつ詳しくみていきたいと思います。
まずは人参の賞味期限を見た目で判断するポイントをいくつか紹介しておきます。
また、柔らかい場合と少し似ているかもしれませんが、水分が出てしまって溶けているような状態の場合もアウトになります。
なので、これらの場合は食べるのを諦めて、すぐに廃棄するようにしてください。
また、外見だけでなく、臭いでも賞味期限の判断は可能です。
次に、人参の賞味期限の判断として、柔らかい場合について見ていきたいと思います。
まず、何故柔らかくなってしまうのかということについてですが、これは水分不足が原因になります。
水分が不足すると、干からびていくのではないかと考える人も多いと思います。
柿やプルーンなどと同様で、人参も水分が不足すると、「ぶよぶよ」や「ふにゃふにゃ」といった状態になるのです。
腐っているわけではありませんので、食べる分には問題ありません。
ですが、多少食感は落ちてしまっていますし、皮をむくのが通常よりも困難になってしまいますので、可能な限りそうなる前に食べてしまったほうがいいですね。
人参の賞味期限はどれぐらいなの?冷蔵庫でも大丈夫なの?
人参の賞味期限については、保存の仕方によっても異なってきます。
ですが、基本的には冷蔵庫でも問題はありません。
冷蔵庫で人参を正しく保存した場合の賞味期限は、2週間から4週間ぐらい、つまり1か月程度は日持ちします。
それでは早速正しい保存方法について紹介をしていきますが、気を付けることは水分と入れ方になります。
まず水分についてですが、これは人参に限らず野菜は水分がついてしまうと、それだけ傷みやすく腐りやすくなってしまいます。
ですから、その分賞味期限も早まってしまい、水分をマメにとってあげることが必要です。
そうすることで水分から守ることができるのですが、更に日持ちをさせようと思うのであれば、水分がついたらキッチンペーパーや新聞紙をマメに取り換えてあげましょう。
また、入れ方についてですが、冷蔵庫に立てて入れるということを覚えておいてください。
これは何故かと言いますと、土の中でも縦に育つ野菜であるため、立てて入れたほうが傷みにくくなるのです。
些細なことですが、以上の2つを実践すれば、1か月程度は日持ちしてくれますので、是非実践してもらえればと思っています。
ちなみに、冬場であれば常温保存も可能ですが、冷暗所で温度も一定にしておくことがポイントですので、暖房のあたる場所などには適しません。
冷暗所に保存する場合も、新聞紙で包むこと、立てかけて置いておくことは同様になります。
適切な方法を行えば、人参の賞味期限も長持ちするので、いつまで美味しく食べることができますよ。
まとめ
人参の賞味期限は見た目でもある程度判断することができます。
黒ずんでいるとき、糸を引いているとき、カビが生えているときなどは、食べることができませんので注意してください。
また柔らかいものは、水分不足が原因で、食感が多少失われてしまったり、皮をむくのが困難になってしまったりということはありますが、食べる分には問題ありません。
冷蔵庫で保存するときは、新聞紙やキッチンペーパーで1つずつ包み、立て掛けて保存するということを守ってくださいね。