冬は風邪のウイルスが移りやすい時期ですよね。
風邪を引かないようにするには、風邪のウイルスに感染しないことが大切です。
そのためには、風邪ウイルスに感染しやすい場所を避けるようにしましょう。
そこで今回は、風邪がうつりやすい人が気をつけたい場所や、風邪ウイルスを予防するための部屋の環境、風邪の予防になる意外な飲み物などについてご紹介します。
風邪がうつりやすい人が気をつけたい場所とは?
風邪ウイルスは、外出した場所の人出の数に比例してその数も増えていきます。
そのため、風邪ウイルスが流行っている時期は、できるだけ人混みを避けるようにしたいものです。だけど、仕事や学校もあるから、まったく外出しないわけにもいかないし、人混みにも入らざるを得ないのが現状ですよね。
そこで、風邪がうつりやすい人が特に気をつけたい場所だけは近づかないようにしましょう。
その気をつけたい場所とは、次の3ヶ所です。
特にマイクやリモコンなどには、風邪ウイルスが繁殖しています。
公衆電話ボックス特に受話器の握り手の部分や送話口には、風邪ウイルスが繁殖しています。
満員電車の車内特に吊り革や手すりなどには、風邪ウイルスが繁殖しています。
つまり、不特定多数の人が手で触れた部分に自分の口や手を近づけると、間接的に風邪ウイルスが移ってしまいます。
そのため、風邪が流行っている時期は特にこのような場所には行かないようにすると、風邪ウイルスに感染する確率もぐっと低くなります。
風邪ウイルスを予防するための部屋の環境とは?
風邪ウイルスは、乾燥している部屋を好みます。
毎年、湿度が一番低くなる真冬になると風邪ウイルスが大繁殖し、街中に猛威をふるっていますよね。では、冬の室内環境はどうでしょうか?
そのままの状態だと、冬の室内はカラカラに乾燥して、風邪ウイルスが繁殖するのに絶好の環境になっています。そのため、風邪ウイルスを予防するには、加湿器などで部屋の湿度を高めてやれば良いのです。
つまり、風邪ウイルスは湿度に弱いということです。
風邪ウイルスが苦手な湿度の高い状態の環境にしてやれば、普段はいつも風邪を引きやすい人でも風邪ウイルスを予防できます。
ちなみに、風邪ウイルスの生存率が低くなる部屋の湿度の目安は、60%~80%だと言われています。
風邪の予防になる意外な飲み物とは?
仕事や学校、外出先などから帰ってくると、たくさんの風邪ウイルスが体に付着しています。
そのため風邪の予防には、手洗いとうがいが大切だと昔から言われていますよね。でも、手洗いだけでなく、一緒に顔も洗って風邪ウイルスを洗い流すことが大切なんです。
また、うがいする際には、風邪ウイルスが付着している口の中や喉も洗うことを意識しましょう。
うがいは、日本茶でやると効果的に風邪ウイルスを予防することができます。
つまり、風邪の予防になる意外な飲み物とは 日本茶 です。
実際に、日本茶の中に風邪ウイルスを入れた実験では、ほとんどの風邪ウイルスが全滅したそうです。その理由は、日本茶にはカテキンという成分が含まれていて、それが風邪ウイルスには圧倒的な殺菌効果があるのです。
外出先などから帰った時は、日本茶でうがいすることを習慣づけにすれば、風邪ウイルスに対する予防効果も高くなりますよ。
まとめ
風邪の季節になるとマスクをする人が増えますよね。
でも、一昔前のマスクは性能がイマイチだったので、しててもあまり効果がないと言われていました。
その頃のマスクは、6枚のガーゼを重ねたぐらいの性能しかなく、それだと20%~30%の風邪ウイルスは通過していました。
今のマスクは性能も格段に良くなって、風邪ウイルスだけでなく、PM2.5などの超微細なゴミも通過できなくなっているので安心です。
もっとも、性能の悪いマスクでも、しないよりはマシです。
なぜなら、マスクを通した空気は、マスクと口の間の空間で温められ、湿度の高い空気で喉の粘膜を守ってくれるからです。