先日、友人から洗濯機を買い替えるタイミングについて聞かれました。
友人は現在、洗濯容量が8キロの縦型のものを使っていて、購入してから8年ぐらいは経つそうです。
特に最近は寝てる時などに音が気になり、洗剤の量を増やしても洗濯物の汚れが完全に取れなくなってきたそうなんです。
そこで今回は、洗濯機を買い替えるタイミングやメリット、買い替えるならドラム式と縦型のどちらが良いのか、などについてご紹介します。
洗濯機を買い替えるタイミングはいつぐらい?
洗濯機も長い間使い続けていると、今回の友人のようにいろいろと不具合が出てきます。
まだ、使えるから大丈夫なんて思われるかもしれませんが、ある程度の時期がきたら買い替えを検討した方が結果的に節電にもなりますよね。
洗濯機の平均寿命は、大体8年ぐらいだと言われています。
メーカーには部品を保管しておく義務があり、それが7年間なんだそうです。
年数も買い替えるタイミングの目安になりますが、洗濯回数も目安にしてみてください。
ちなみに、洗濯機は使用回数が2,500回を過ぎると、故障する可能性が出てきます。
また、3,500回を超えてくると故障する洗濯機が多くなるそうですよ。
このように、自宅の洗濯機の購入時期や使用回数などから、大体の寿命を把握しておき、いきなり故障して慌てる前に買い替えを検討しておきましょう。
洗濯機を買い替えるメリットとは?
洗濯機だけでなく、家電製品には故障や寿命というものが必ずあります。
機械モノですから、使い続けていると何かが消耗してきますし、所々不具合も出てくるのは当たり前なのかも知れませんね。
早い時点で何か不具合や故障が出た時は、修理すれば元の状態に戻すことができます。
でも、あまり何度も修理を繰り返すようであれば、費用もかかってきますよね。
特に保証期間が切れたら有償修理ですから、修理代も買い替えた方が安い、なんてこともあるかもしれません。
また、毎日使えていたとしても、年数が経つと、機能が低下して行っていることも考えられます。
それに、十分に汚れが落ちないということは、本来の洗濯機の機能が低下してきてますよね。
その洗濯機が本来持っている機能を最大限に発揮させ、今よりも電気代を安くするためには、やはり、ある程度の時期がきたら買い替える方が良いということです。
つまり、洗濯機を買い替えるメリットは、そこにあるのです。
洗濯機の買い替えはドラム式と縦型のどっちが良い?
洗濯機を買い替える時に、多くの方がドラム式か縦型で迷われると思います。
なので、まずはそれぞれの違いについて説明していきましょう。
《ドラム式 洗濯機》
縦型のように水を張りませんので、節水できるのがメリットです。
☆ 乾燥させる時は、回転するドラムの中で洗濯物が上から下へと落ちる間に温風を当てる仕組みになっています。
衣類がほぐされながら乾燥させるので、シワになりにくいのもメリットです。
ただし、ドラム式は、ドラムを斜めに回転させる駆動軸に負担がかかるので、縦型と比較して故障が多いというのがデメリットです。
☆ 1回あたりの電気代(洗濯・乾燥)は、約45円ぐらいです。
《縦型 洗濯機》
水の中で洗いますので、汚れをしっかりと落とすことができるのがメリットです。
☆ 乾燥させる時も横回転の遠心力によって、衣類を攪拌(かくはん)しながら風を当てる仕組みになっています。
ただし、洗濯層に衣類が張り付き、空気が通りにくいため、乾燥に時間がかかるのがデメリットです。
また、ドラム式に比べるとシワになりやすいのもデメリットです。
☆ 1回あたりの電気代(洗濯・乾燥)は約70円、洗濯だけであれば、約15円ぐらいです。
ドラム式と縦型のそれぞれに、メリットやデメリットがあります。
乾燥機をよく使用する方や乾燥させた時の仕上がりを気にされる方には、ドラム式がおすすめです。
どの機能やメリットを重視するかによって、決めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
洗濯機の寿命は、大体8年ぐらいと言われていますので、使い始めて7、8年経ったら、買い替えを検討するようにしましょう。
長く使い続けていると、脱水が十分できない、排水が悪くなってきた、汚れが十分に落ちない、音がうるさい、などいろいろと不具合が出てきます。
例え使えていたとしても、洗濯機の本来の機能が十分に発揮できていないのであれば、これは考えものではないでしょうか。
買い替える際に、ドラム式と縦型のどちらを選ぶかについては、ご自分が重視したい機能で選ぶようにしましょうね。