冷凍庫って長期保存ができるので便利ですよね。
でも、冷凍庫に保存した肉や魚などの食材は一体どれぐらいまで美味しく食べられるのか分からない方も多いと思います。
中には冷凍庫に保存してたけど、食品が変色してたり変な臭いがしてダメにしてしまった経験がある方もいらしゃいるかも知れません。
そこで今回は、冷凍庫に保存する期間はどのくらいが一番良いのか、冷凍庫に入れて失敗しない保存方法などについてご紹介しましょう。
冷凍庫に保存する期間はどのくらい?
一般的に家庭用の冷凍庫で保存する場合の目安は、大体 3ヶ月間 ぐらいです。しかし、下記の条件によってその保存期間も違ってきます。
独立した業務用の冷凍庫と違って家庭用の冷凍庫の場合は、扉を開け閉めする回数が多くなりがちです。
扉の開閉回数が多くなればなるほど庫内の温度が上がり、保存している食品の表面が溶けたり凍ったりを繰り返すことになるので食品の劣化が早くなります。
冷凍庫内の温度家庭用の冷凍庫の場合、庫内の温度は-18℃ぐらいまでしか下がりません。
一方の業務用の冷凍庫の場合は、-50℃ぐらいまで下げることができるので食品の保存期間も長くできます。
食品の種類冷凍した食品でも、肉や魚、野菜、果物、ご飯、パンなどによって賞味期限が違います。
そこで、家庭用の冷凍庫で保存した食品を美味しく食べられる賞味期間の目安を、食品別にご紹介しましょう。
● お魚:30日~40日間
● 野菜:60日間
● 果物(フルーツ):60日間
● ご飯・パン:40日間
なので、家庭用の冷凍庫で保存した食品を解凍して調理する場合は、上記の美味しく食べれる賞味期限内に使うようにしてください。
冷凍庫に保存した食品の管理方法
冷凍庫に入れて保存した色んな食品を美味しく食べるための管理方法をご紹介しましょう。
その方法はとっても簡単です。
そして、そのメモ用紙を冷凍庫の扉にマグネットで留めておくだけです。
何よりも、冷凍庫に入れっぱなしにして食品をダメにするのを防止できるのがメリットですね。
冷凍庫で失敗しない保存方法とは?
冷凍庫で失敗しない保存方法で大切なことは、食品によって冷凍の仕方や方法を変えることです。
これをするだけで、冷凍庫で保存した食品のもちや質がずいぶん違ってきます。
それでは早速、冷凍庫で失敗しない保存方法についてご紹介しましょう。
肉や魚を冷凍する場合は、あらかじめ余分な水分を取ってから冷凍するようにしてください。
それをしないで冷凍した場合、肉や魚に付いている余分な水分が凍って、中の細胞膜が破壊されてしまいます。そうなると、肉や魚が水っぽくなったり、変に生臭くなってしまい、食感も悪くなりますし、美味しさがガクンと落ちてしまいます。
そのため、温かい食品はあらかじめ冷ましてから一旦冷蔵庫で冷やし、十分に冷えたら冷凍庫に移す2段階方式でやるようにしてください。
大きな肉や魚を冷凍する場合、そのまままるごと冷凍庫へ入れてはいけません。
中には大きなブロック状の肉や魚をそのまま冷凍した物を解凍し、その時に使う分だけカットして、再度また冷凍するって方も多いと思います。
しかし、それをやるとせっかくの美味しい肉や魚の細胞膜が壊れてしまうだけでなく、冷凍して美味しく食べれる賞味期限も短くなってしまいます。なので、大きな肉や魚を冷凍する場合は、最初から1回に使う分だけ切り分け、小分けパックしてから冷凍保存するようにしてください。
なぜなら、新鮮な食品でも空気にふれることで、次第に酸化が進んで鮮度が落ちてくるからです。
このように冷凍する場合でも、素材のまま冷凍するものと調理後に冷凍するものによって、下処理や冷凍の仕方も違ってきます。
なので、食品や調理法に応じて上手に冷凍保存するようにしてくださいね。
まとめ
今回は、冷凍庫に保存する期間はどのくらいが一番良いのかについて、肉や魚、野菜などの食品ごとに詳しくご紹介しました。
また、冷凍庫に入れて失敗しない保存方法などについてご紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。