もしも料理中に包丁で指を切ってしまった場合、あなたならどうしますか?
ちょっと引っかけたぐらいの浅い切り傷だったら、傷口をなめて終わりって方や絆創膏などの傷テープを貼るって方も多いと思います。
でも、それでは中々血が止まらないとしたら結構あわてたりしてしまいますよね。
そこで今回は、指の切り傷の止血は砂糖で治るって本当なのか、深い傷口の応急処置などについてご紹介しましょう。
指の切り傷の止血は砂糖で治るって本当!?
料理中に包丁で指を切ってしまって血が止まらない・・・
そんな場合は、砂糖 が効果的なんです。
包丁で指を切ったその傷口に砂糖をたっぷりと付け、反対側の手で少し力を入れてギュッと抑えてください。そのまましばらく抑えていると、不思議なぐらいあっという間に血が止まります。
この切り傷に効く止血方法は、プロの料理人や調理人の間では当たり前の知識として普段から活用しているやり方なんです。
なお、たっぷりと傷口に砂糖を付けて止血すると、その後で傷口が化膿してしまうこともありません。
ちなみに、手元に砂糖がない場合は塩でも代用はできますが、傷口に塩を付けるとかなりしみるので止めておいた方が無難です。
深い切り傷の止血と応急処置はどうする?
切り傷の止血には、砂糖をたっぷりと付けるのが効果的なことはご説明しました。
しかし、それでは止血できないほどザックリと包丁で切ってしまった場合、病院に行くまでに応急処置が必要です。
そこで、深い切り傷の止血と応急処置の方法についてご紹介しましょう。
傷口が指の上の方にあって、指にヒモやロープが巻けない場合は手首でも構いません。
血が出ている傷口を水道水で洗い、キレイな布巾かティッシュで一旦抑えます。 その後、傷口にたっぷりと砂糖を盛ります。 砂糖には止血と化膿止めの効果があります。 砂糖を盛った傷口の上からサランラップをしっかり巻いてください。もしもサランラップが手元になければ、ガムテープやビニールテープでも構いません。
その後、約20分~30分ぐらい切った方の腕を心臓よりも高くしていれば血は止まります。これで深い切り傷の止血と応急処置は完了ですが、この方法でも血が止まらない場合や傷口が膿んでくるようなら直ぐに病院に行って手当を受けてください。
血が止まったら、傷口の砂糖を流水でサッと流してきれいにした後、傷口に新しい砂糖を付けて絆創膏か傷テープを貼りましょう。
傷口の血が完全に止まってふさがってきたら、傷口に付けた砂糖を水道水で洗い流してきれいにします。
その後は、傷口を空気にさらしながら絆創膏や傷テープは毎日新しいのに交換した方が傷の治りが早いです。わたしの場合は、包丁でキャベツの千切りをしている時に、左手の人差し指の第二関節の上あたりを結構ザックリ切ってしまいました。
長さは約2センチぐらいで、深さは約5ミリぐらいはあったと思います。
血がいっぱい出て中々止まらない状態だったのですが、この止血と応急処置の方法を知っていたので病院に行かずに済みました。
切った傷口も今ではきれいに治っています。
ただし、もう見るからに傷口を縫わないとダメな程に切ってる場合や、傷口の腫れや膿が出ているようなら早めに病院に行った方がいいです。
あと、包丁で切ってから8時間以内に熱が出るようなら、傷口からバイ菌が入って破傷風の恐れもあるので注意してくださいね。
まとめ
今回は指の切り傷の止血は砂糖で治るって本当なのかご説明しました。
また、深い傷口の応急処置などについても詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。