顔のシミって、日差しが強い季節に出やすいですよね。
でも、日差しだけでなく、加齢によってもシミは出てしまいます。
女性は特に顔のシミは気になりますが、男性も3人の内に1人は顔のシミを気にしているそうです。
確かに、男女関係なく顔のシミは、肌が老化しているイメージがあるし、年齢を感じさせますよね。
そこで今回は、顔のシミの原因とメカニズム、種類、顔のシミを予防する方法や消す方法、ためしてガッテンのシミ対策法などについてご紹介します。
顔のシミの原因とメカニズム
顔にシミが出る原因としては、以下の要因があります。特に多いのが、紫外線による日焼けが原因のシミの発生です。
紫外線による日焼けが原因のシミの発生メカニズム
太陽光の紫外線が肌に当たると、皮膚を守るためにメラニン色素が作られます。
メラニン色素によって一時的に肌が黒くなりますが、肌のターンオーバーによって作られたメラニン色素は自然と肌から剥がれていきます。
しかし、過剰な紫外線を浴びると、メラニン色素も過剰に作られるため、肌のターンオーバーでも一部のメラニン色素が残ってシミになるのです。顔にシミができる原因(メカニズム)について
顔のシミの種類
顔にできるシミにも、4つの種類があります。シミの色は褐色や淡褐色、灰色で、目尻やおでこ、頬骨、鼻の下などに左右対称でできるのが特徴です。
老人性色素斑シミの色は褐色や淡褐色で、老化によって肌のターンオーバーが衰え、額から頬などに不規則にできるのが特徴です。
炎症後色素沈着シミの色は褐色や淡褐色、薄青色で、傷が虫刺されの跡が肌に残ってできるのが特徴です。
ソバカスシミの色は淡褐色で、数ミリ程度の大きさのシミが鼻や頬にかけてできるのが特徴です。
顔のシミを予防する方法
顔のシミを予防するには、シミの原因となる要因を排除することが重要です。
特に太陽光の紫外線に直接当たり過ぎないことと、ビタミンCやEのサプリを毎日摂取すると効果的です。また、肝臓の機能が弱っている場合も顔にシミができやすくなります。
そのため、アルコールの飲み過ぎ、薬やサプリメントの飲み過ぎも肝臓に負担がかかるので注意してください。
なお、老人性色素斑は皮膚の老化が原因で、肌がもっている本来のターンオーバーの機能が衰えることでできてしまいます。
この肌のターンオーバーの期間は年齢によっても多少の違いはありますが、一般的には約1か月と言われています。
つまり、皮膚の古い角質が約1か月で新しい角質へと入れ替わるのが通常ですが、これが老化によって古い角質が残ってしまうのです。
人間は誰しも歳を取ることは仕方がないのですが、肌の老化を遅らせることで、顔のシミを予防することはできます。
そのためには、ビタミンCとE、コラーゲン、プラセンタなどを多く含んだ食べ物やサプリメントで摂取することです。
特にビタミンCとEは、メラニンの色素沈着を防ぎ、肌細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。
また、シミだけでなくシワを防いだり、コラーゲンの合成を助け、有害な活性酸素の増加を抑える効果も期待できますよ。
顔のシミを消す方法
私は以前に、顔のシミを消すためにレーザー治療を受けたことがあります。
エステだと不安だし、値段も高いので、病院の皮膚科でレーザー治療を受けました。
レーザーを照射する時間は、シミの大きさにもよりますが、私の場合は直径約1センチ程度のシミで約10分ぐらいでした。
レーザー治療が終わってから、患部が少し痛かったのでお医者さんに言ったら、氷を入れたもので冷やしてくれました。
それから、レーザーを照射した患部に3日間がぐらい絆創膏を貼って、剥がしたら顔のシミはすっかり消えてなくなっていました。
料金は、保険が適用されて、約2万円弱だったと思います。私が受けた顔のシミのレーザー治療は、約5年前ですから、今ではもっと簡単で、料金も安くなっていると聞きました。
ちなみに、レーザー治療を受けた部分は、今でもシミはできていません。
ためしてガッテンのシミ対策法
NHKのためしてガッテンという情報番組がありますが、そこで以前にシミ対策法をやっていました。
顔のシミ対策ということで、結構視聴率も良かったそうです。
内容はと言うと、顔にシミができたり、シミが濃くなったりするのは、間違ったスキンケアが原因だということでした。
その間違ったスキンケアとは、洗顔する時に、肌をこすり過ぎているからだそうです。では、どうしたら良いのかと言うと、手でゴシゴシこすらないで、洗顔フォームの泡だけで洗うようにすることがポイントです。
実際に、ためしてガッテンの番組内で今までの洗顔方法と泡洗顔とを比較する実験を3ヶ月間続けた結果、泡洗顔の方がシミができないばかりか、できていたシミも改善していましたよ。