家庭にある野菜の定番とも言えるキャベツは、様々な料理に使われています。
子供からお年寄り老若男女問わず、広く食べられている野菜です。
煮物にしても炒めてもサラダにしても美味しいですね。
しかし、キャベツの賞味期限はどれぐらいまでかご存知でしょうか。
いつぐらいまでなら生で食べることができるのでしょうか。
また、キャベツを保管する時には冷蔵庫に入れるべきなのでしょうか。
以上のことについてまとめていきたいと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
キャベツの賞味期限どれぐらい?生で食べれるのはいつまで?
キャベツの賞味期限といつまで生で食べることができるのかということについてですが、まずは、キャベツの賞味期限は販売されている形状によっても異なるということをおさえておきましょう。
ですが、単身の方であれば4分の1サイズのものや、既にカットされているものを購入されることもあるでしょう。
いずれも生の状態での購入にはなりますが、同じキャベツであっても形状によって賞味期限は異なります。
結論から言ってしまうと、1玉で購入するのが一番長持ちします。
もちろん購入時の状態にもよりますが、1玉であれば長くて3週間ぐらい、短くても2週間ぐらいはもつと言われています。
また、半玉や4分の1サイズであれば、1週間ほど、カットであれば2、3日程度と言われています。
この理由については、酸化が関係しています。
カットすればするほど酸化がしやすくなり、ダメになっていくのが早まります。
ですから、まったくカットをしていない1玉で購入するのが一番長持ちをするというわけです。
次に、いつまで生で食べることができるのかという問題になります。
目安としては、シャキシャキしているような状態であれば、そのまま食べることが出来ますし、しなっとしている状態であれば、そのまま食べないほうがいいでしょう。
そして、1玉などで購入をしている場合は、一番外側だけしなっとしていて、それを除けばシャキシャキしているという場合があります。
その場合は、外側だけは加熱をしてから食べるようにすれば問題はありません。
キャベツの賞味期限は冷蔵庫に入れたら長持ちするのか?
キャベツの賞味期限については第一章で説明をしたとおりですが、保管は冷蔵庫でしたほうがいいでしょう。
ですから、寒い冬場はともかくとして、基本的には冷蔵庫に入れるということを守ってください。
一般的にキャベツの保存に最適な温度は0度から5度ぐらいと言われています。
適温な状態で保存をしたほうが、当然賞味期限は長くなるのです。
5度までの環境で保管をすることができるのであれば、冷蔵庫でなくとも鮮度は維持できますが、5度以内の環境というものもなかなか難しいですね。
ビタミンCをはじめ、ビタミンKやU、食物繊維にマグネシウム、カリウム、ミネラルと豊富な栄養素を含んだ野菜ですので、正しい環境で保存して栄養を逃がさないよう注意してくださいね。
ちなみに、雑学にはなりますが、キャベツは江戸時代に日本に入ってきました。
しかし、入ってきた当初はあまり食用にはされず、食用として本格的に栽培されるようになってきたのは明治時代からと言われています。
そして、一般家庭に多く普及するようになってきたのは、戦後になってからで、洋食文化とともに広く家庭でも認知されるようになったのでした。
現在の生産量のトップ3は、愛知県、群馬県、千葉県という順位になっています。
この3県だけで、キャベツ全体の50パーセント弱の生産になっています。
キャベツは涼しい気候のところで作られていますので、やはり保存も5度ぐらいまでを守り、冷蔵庫に入れてあげたほうがいいでしょう。
まとめ
キャベツの賞味期限については、購入するときの形状によっても異なります。
一般的に1玉で購入したものであれば2週間から3週間ほど、半玉や4分の1サイズであれば1週間ほど、カットされているものであれば3日程度になります。
生で食べることができるのは、シャキシャキしている状態であれば大丈夫です。
また、適した保存環境は0度から5度ぐらいと言われていますので、冷蔵庫に入れてあげたほうが無難です。
正しく保存して、美味しく召し上がってくださいね。