川遊びをしているとたまに見かけるのがサワガニです。
昔はどこの川にもいっぱいいたのですが、川が汚くなってあまり見かけなくなりました。
でも、川の上流とか森林公園などの小川にはサワガニやカクレイワガニ(隠れ岩蟹)に似ているカニなども結構います。
そこで今回は、サワガニの取れる場所や捕り方、サワガニの飼い方と水の深さ、サワガニって食べれる?食べ方などについてご紹介しましょう。
サワガニの取れる場所や捕り方は?
サワガニがいる場所は、きれいな水が流れる沢に住んでいます。
特に川の支流付近の分岐のあたりではサワガニがよく取れる場所です。
その付近の小川が流れる石の下や落ち葉が引っかかっている下辺りをひっくり返しながら探してみてください。
結構その辺にいっぱい隠れてます。
サワガニの見つけ方は、早朝や夕方ぐらいの方が活動が活発になるので、子どもでも10匹ぐらいならすぐに見つけることができます。
そんな場合は、割りばしにヒモをくくりつけ、その先にエサを付けたものをサワガニが居そうな岩の下などに持って行きましょう。
エサは、ジャコやサキイカを小さくしてくくりつければ大丈夫です。
そうやって岩の間や石の下辺りにたらしてしると、クンクンとエサをハサミでつかもうと食いついてきます。
後は割りばしの竿を引っ張り上げるタイミン次第です。
エサに反応してクンクンしても、すぐに引っ張り上げたりしてはいけません。
ここはタイミンが必要なのですが、クンクンの後、ちょっと間を置いて、もう一度強くクンクンした時にそっと引き上げてみましょう。
そうすると、小さな子どもでも意外なほどサワガニがいっぱい捕れますよ。
サワガニの飼い方と水の深さは?
沢で捕ってきたサワガニを家で飼う場合、飼い方って中々分からないですよね。
そこでサワガニの飼い方をご紹介しましょう。
まずサワガニという生き物は、成長して大きくたる度に水中で脱皮を繰り返します。
また、普段は岩や石の下などに隠れて住んでいるため、同じような環境にしてやることがサワガニにとって住みやすい場所となります。
この二つの条件を満たすような池などがあると、サワガニも冬眠したり産卵したりして長生きしますよ。
なお、水槽でサワガニを飼う場合は、中の水を頻繁に替えていつもきれいな水にしておく必要があります。
なぜなら、サワガニはきれいな水でないと生きれないからです。
特に水道水を使う場合は、塩素などが入っていると死んでしまうことが多いので注意してくださいね。
サワガニを飼う場合のエサは、市販している金魚のエサで構いません。
サワガニって食べれる?食べ方は?
サワガニって食べれるのかと疑問に思う方も多いと思います。
サワガニは食べれます。
大体80度以上で加熱すると、中のいる寄生虫は死んでしまいます。
唐揚げや天ぷらにする場合の加熱時間や調理時間は、普通に食材を唐揚げや天ぷらにするのと同じで構いません。
目安としてはサワガニの色が赤くなって、割った時に中の肉が白くなっていれば大丈夫です。
大体2分~3分ぐらい揚げたら、中まで火が通ってカリッと香ばしく出来上がります。
仕上げに軽く塩コショウを振っておいしく頂きましょう。
まとめ
サワガニの取れる場所や捕り方についてご紹介しましたが、関東でも千葉県にある「粟又の滝」の周辺にはまだサワガニがいるそうです。
私も子どもたちを連れてサワガニを探しに行こうと思っています。
ただし、サワガニがいる水辺には人の血を吸うヒルもいるので、サワガニ捕りをする際は注意してくださいね。
一緒に読むと参考になる情報!
>> サワガニが取れる場所はどこ?取れる時期はいつまで?【都道府県別】