野菜炒めって、冷蔵庫の残り野菜があればできますよね。
炒めるだけなので誰でも簡単に作ることができます。
でも、初めて野菜炒めを作るっていう場合は、3つのコツを覚えておくとより美味しくなりますよ。
そこで今回は、野菜炒めの美味しい作り方の3つのコツと、野菜炒めの味付けに失敗した時どうするかなどについてご紹介します。
野菜炒めの美味しい作り方で3つのコツとは?
野菜炒めを美味しく作るには、3つのコツがあります。
野菜の食感をシャキッとさせるには?
野菜炒めに入れる野菜の食感をシャキッとさせるには、フライパンの大きさも大切です。
野菜炒めを美味しく作るのなら、なるべく大きなフライパンを使うと表面積が大きいので、中に入れる野菜が広がって早く火が通ります。また、中に入れる野菜の量を少なめにすると鍋の温度が下がりにくいため、野菜の水気が出てベチャッとなる前に火が通ります。
キャベツは葉の部分と芯の部分で切り分け、芯の部分は薄く切ってニンジンなどの固い野菜と一緒に炒めます。
野菜炒めの具材を炒める順番は、まず最初にフライパンで肉を炒め、薄く焼き色がついてきたら、次は火が通りにくい根菜類から順番に入れます。
この時、火が通りやすいキャベツは2回に分けて入れても構いません。
肉に完全に火が通って、根菜類にも油がしっかり回ったら、最後は玉ねぎやもやしを加えて炒めます。なお、野菜炒めの場合の火力は、最初から最後までずっと強火のままです。
野菜炒めの味付けの方法
野菜炒めの味付けは、最後に手早くパパッとやるのがポイントです。
まだ炒めてる途中で塩こしょうなどを加えると、野菜から水分が出やすくなって、野菜炒めの仕上がりがベチャッとなってしまいます。なので、肉や野菜に火が通ったら、まずしょうゆを鍋肌から流し入れます。
次に塩こしょうとごま油を最後に加え、全体的に混ぜ合わせたら、火が通りすぎる前にお皿に盛りつけます。
そのため、しょうゆは鍋肌から流し入れるようにすれば、しょうゆが加熱されていい香りもするし、肉や野菜によく馴染んで美味しくなります。
野菜炒めを油っぽくしないためには?
野菜炒めを作るの場合、フライパンに入れる油の量は、4人分で大さじ1程度が適量です。
油が多すぎても少なすぎても肉や野菜の馴染みが悪くなりますし、素材のコクを上手く引き出すことはできません。そうやって下ごしらえをしておけば、炒める時に多くの油を使わずにすみます。
野菜炒めを炒める際、どうしてもフライパンをあおってしまいますが、それをやるとフライパンの温度が下がってしまいます。
そのため、火力が弱い家庭用のガスで野菜炒めを作る場合は、フライパンを前後にゆする程度にしましょう。
また、IHクッキングヒーターで野菜炒めを作る場合は、フライパンはIHの天板にのせたままにして、両手にそれぞれ木べらを持ち、2本の木べらでかき混ぜるようにして炒めます。こうすることで、フライパンに山盛りだったら野菜も、火が通るにしたがってしんなりとなってカサが減ってきますから、最後に木べらで一気に全体を混ぜ合わせたら完成です。
野菜炒めの味付けに失敗したらどうする?
野菜炒めを初めて作る場合などは、塩こしょうやしょうゆなどを入れ過ぎて塩辛くなって失敗することもあると思います。
そんな場合でも、失敗した野菜炒めは別の料理にリメイクできるので心配いりません。
塩を大量に入れすぎてしまった場合は、野菜炒めの油分や水気をキッチンペーパーで吸い取ります。
そこに戻した春雨を加えて春巻きにしたり、刻んだニラを加えてギョウザの具にしても美味しいですよ。
炒めてる途中で野菜に火が通りすぎてベチャッとなってしまった場合は、水溶き片栗粉をフライパンに回し入れてとろみを付けると美味しくなります。ちなみに、野菜炒めの余分な水分を飛ばすために、そのまま炒め続ける人もいますが、それでは逆に野菜がクタクタになるだけです。
まとめ
今回は、野菜炒めの美味しい作り方の3つのコツを中心に、野菜炒めの味付けに失敗した場合などについてご紹介しました。
ちなみに、わたしが野菜炒めを作る場合は、冷蔵庫の残り野菜を使うことが多いですね。
その中でも、キャベツやニンジン、もやし、ピーマン、ゴーヤー、シメジ、きくらげ、竹輪などの具材を入れた野菜炒めをよく作ります。
特にピーマンともやしは好きなので、いつも大量に入れて作ってます。
野菜炒めの味付けもシンプルで、塩こしょうとしょうゆ、出汁の素、オイスターソースだけです。