冬の雪祭りの中でも、私のおすすめの一つが湯西川温泉かまくら祭りです。
栃木県日光市の湯西川温泉で開催されるお祭りで、かまくらが夜ライトアップされるのが何とも言えない光景なんですよ。
優しい光に温かい気持ちになり、毎年訪れてみたいなという気持ちになります。
湯西川温泉かまくら祭りは、ここ数年で訪れる方がすごく増えているそうです。
そこで今回は、湯西川温泉かまくら祭りの開催期間と場所、見どころと混雑状況、周辺のおすすめの宿泊施設やアクセス方法などについて紹介していきましょう。
湯西川温泉かまくら祭りの開催期間と会場は?
湯西川温泉かまくら祭りの開催期間は、2016年1月23日(土)~3月6日(日)まで行われます。
時間は、9時~21時までで、ライトアップが始まるのが17時30分からです。
会場は、平家の里がメイン会場に全部で7会場で開催されます。
平家の里 メイン会場
入場料金は、大人510円、子供250円(小中学生)です。
そして、こちらの6会場でも行われます。
湯西川水の郷スノーパーク (10時~15時)雪のすべり台がつくられ、他にも雪遊びが体験できます。
入場料金は、大人800円、子供500円。(そり遊びや水の郷観光センター入浴料込みです)
沢口会場
沢口河川敷ミニかまくら会場 (17時30分~21時※毎週木曜日はお休み)
七色の光り輝く山ホタル会場 (17時30分~21時)
七色の光の「山ホタル」と雪景色が美しいです。
平家慈光寺会場 (17時~21時)
慈光寺のライトアップが見られます。
雪のぼんぼりと雪だるま街道
雪のぼんぼりと雪だるまが商店街のいろんなところに飾られますよ。
湯西川温泉かまくら祭りは、長い期間開催されていますが、3月になってくると気候も暖かくなり始め雪も解け始めます。
なので、行かれるなら寒い時期の方がいいですよ。
そして、それぞれの会場を行き来するには、歩くとかなり距離があるところもあります。
かまくら祭りが開催している期間中、土日祝のみですが湯西川温泉循環バスが運行されますのでこちらをうまく利用しましょう。運行期間は、2016年1月23日(土)~3月6日(日)の10時~21時までです。
湯西川温泉かまくら祭りの様子
湯西川温泉かまくら祭りの見どころと混雑状況は?
湯西川温泉かまくら祭りの見どころは、やはり ミニかまくらのライトアップ ですね。
直径30cm、高さ40cmぐらいのミニサイズのかまくらが、沢口河川敷会場では約1,000個、平家集落会場では約200個ぐらい並ぶんですよ。河川敷にびっしりとミニかまくらが広がり、全てに灯りがともる光景は何とも幻想的で美しいのひとことです。
このミニかまくらは地域のボラインティアの方々によって作られているんですよ。
ひとつひとつのかまくらにロウソクで火がともされるんですよ。
手作りなところもすごく温かい気持ちにさせてくれます。
また、昼の楽しみどころはメイン会場の大きなかまくらでの バーベキューです。
湯西川温泉かまくら祭りでは、かまくらバーベキューははずせませんよ。
かまくらバーベキューの営業時間は、11時~16時までで、10時~15時までの受付です。(ラストオーダー15時)
料金は、1人前1,500円で2人前からの受付です。
プラスバーベキューかまくら使用料として、1棟1,500円かかります。
土日はいっぱいになりますので、事前に予約しておいた方がいいですよ。
(電話:0288-98-7005)
かまくらの中は寒いのでは、なんて思われるかもしれませんが、中はすごくあったかいですので安心してくださいね。
防寒対策でたくさん着こんでいかないといけませんが、かまくらの中で食べていると暑くなりますので、脱げるようにしていっておいた方がいいですよ。
湯西川温泉かまくら祭りのおすすめの時期は、2月初旬です。
気温が一番低い時期ですが、この時期が一番空気が澄んでいて、ロウソクの光が一層きれいに見ることができるんですよ。
ただし、土日はかなり混雑しますので、時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。
湯西川温泉かまくら祭りへのアクセス方法は?
湯西川温泉かまくら祭りの会場への分かりやすいアクセス方法を紹介しましょう。
電車で行く場合
そこからは、日光交通バス「湯西川温泉行き」に乗り、約30分。
「本家伴久旅館前」で下車し、そこから歩いて約15分ぐらいです。
車で行く場合
湯西川温泉かまくら祭りでは 無料駐車場もあります。
ただし、たったの50台しかとめられませんので、土日祝は混雑し、満車になることもあります。
あと、車で行く場合は、必ずスタッドレスタイヤかチェーンを準備していってくださいね。
なお、首都圏から電車で行くのも乗り換えとかがあって面倒くさいし、車で雪道の運転は心配・・・なんていう方におすすめのアクセス方法もありますよ。
首都圏から湯西川温泉まで完全予約制のシャトルバス「湯けむり号」が出ています。
料金も往復1,300~1,500円でかなりお得です。
おおるりグループのウェブサイトをチェックしてみてくださいね。
湯西川温泉かまくら祭り周辺のおすすめ宿泊施設は?
湯西川温泉かまくら祭りに泊まりで行かれる方は、温泉にもつかってゆっくりと時間を過ごしてくださいね。
そこで、私も利用したことのある湯西川温泉かまくら祭りでのおすすめの宿泊施設やホテルなどを紹介します。
桓武平氏ゆかりの宿 平家の庄
名前からして古い歴史がありそうなお宿ですよね。
湯西川温泉のお宿ならここと言われているくらい有名なお宿なんですよ。
入口の山門や館内にも天狗や仁王さんが建っていたり、家具や数々の骨董品など、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚になります。特に、10種類の温泉巡りができるお風呂がおすすめです。
湯西川温泉 彩り湯かしき 花と華
渓流沿いの山間部というロケーションで、お部屋からの景色も最高です。
冬、春、夏、秋の花見館ということで4つの館があり、それぞれ違った趣のお部屋になっています。自分の好きな雰囲気のお部屋をお選びください。
和と洋を両方感じられるようなお宿です。
そして、こちらのお宿も10種類の温泉を楽しむことができますよ。
湯西川温泉 本家伴久
ロビーに入ると、まずは「いらせられませ」の太鼓で歓迎してくれます。
お部屋はすべて深山清流沿いに面していて、大木の年輪や自然の素材を活かした趣のあるお部屋ですよ。
そして、こちらのおすすめは炭火で地元の新鮮な山の幸を焼く囲炉裏料理です。
囲炉裏会席膳は季節の旬の素材を使った創作懐石料理で、どちらもおすすめです。露天風呂は川に手が届きそうな川床露天風呂かのような感じです。
大自然の中でゆっくりと過ごしたいなら、こちらのお宿がおすすめですよ。
まとめ
湯西川温泉かまくら祭りの夜のミニかまくらは、言葉にできない美しさです。
夜の幻想的なあの風景が忘れることができません。
実際に見られると、その意味がきっとわかることでしょう。
湯西川温泉へは、首都圏から3時間ぐらいの場所ですし、ちょっと現実の生活を忘れ、足を伸ばしてみてはいかがですか。
人の温かさと美しい灯の世界、そして、温泉でゆっくりと体を休め、癒されてください。
ただし、湯西川温泉かまくら祭りに行かれる時は、しっかりと防寒対策をして、足元も靴下の重ね履きするなどして、雪道でも歩きやすいような靴でお出かけくださいね。