体に必要な食物繊維も摂ることができるバナナは、ビタミンやミネラルなどの栄養が豊富ですし、栄養補給にはもってこいの果物ですよね。
それに、ダイエット効果や美容効果もあり、便秘解消にも良い働きをしてくれるので、本当にすばらしい食べ物だなって思うんです。
でも、バナナの色によって効果も違うって聞くし、もっとも美味しい食べごろの色が分かりにくいって思いませんか?
そこで、バナナの色がまだ青い時や黒くなった場合の効果、一番食べごろの色などについて、ご紹介します。
バナナの色が青い場合の効果とは?
色も黄色というよりは、まだ少し青いぐらいの状態のバナナの効果は、
消化されにくいでんぷん質がたくさん含まれているので、それが食物繊維と同じような働きをしてくれます。
なので、便秘解消や腸内環境を整えたい場合は、青いバナナの方が良いですよ。
また、でんぷん質が血糖値が上がるのを緩やかにしてくれたり、糖分から脂肪に変わるのを防いでくれるので、ダイエット効果も青い状態の方が高いのです。
ただし、青いとまだ硬くて噛みごたえもあるのですが、甘みが足りないのが難点ですね。
バナナの色が黒くなった場合の効果とは?
バナナも少し日が経つと、全体的に黒い斑点が皮にいっぱいにできてきます。
そして、そのまま2日~3日程すると黒くなってしまったバナナは、もう腐って食べれないと思ってはいませんか?
実は、黒くなってしまったバナナには、驚くべき効果があるんですよ。
この状態のバナナには、免疫力を高めてくれる優れた働きがあるのです。
リン脂質という成分が多く含まれ、それが胃の粘膜に吸着して胃酸からの過度な刺激から守ってくれるので、胃潰瘍を予防する効果もあります。
なので、胃腸の調子が悪い時には、黒くなったバナナを食べると良いですよ。
バナナの食べごろの色とは?
鮮やかに黄色く色づいたバナナは、やはり一番栄養価が高いです。
青から黄に色が変わる過程で、ビタミンやミネラルが一番多くなっていくので、栄養補給するにはこの状態のバナナが良いですね。
ただし、甘みが一番増したバナナの食べごろの色は、黄色の所々に少しだけ黒い斑点が付いた頃が完熟した美味しさを味わえますよ。
まとめ
バナナの色の状態によって、こんなに効果が違うものなんですね。
青めのバナナには、便秘気味やダイエット効果を期待するには魅力的なのですが・・・
でも、どんな色だったとしても、体に良い効果がありますので、自分が一番好きな状態で食べたらいいかなって思います。
私は、やはり黄色、または、もう少し熟した状態で食べるバナナが本当は好きなんですけどね。