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私は最初の出産から今まで、本当に必死に子育てをしてきました。
悩んだり、悲しくなったり、つらかったり、楽しんだり、感動したり、子育て中は様々な気持ちになります。
今現在も、その繰り返しです。
子供たちが赤ちゃん時代を思いかえすと、ここでは書ききれないくらいたくさんのことがありました。
その中でも、特にはっきりと覚えていることがいくつかあります。
そこで今回は、子供の子育てで夜泣きに悩んだ時期と対策や、反抗期の辛い出来事、子育ての講演で胸に響いた話などについてご紹介します。
子供の子育てで夜泣きに悩んだ時期と対策
長男が産まれて半年くらいになると、夜泣きが始まりました。
朝になるまで、長い睡眠をとることなく、ずっと泣きっぱなしでした。
かといって、昼間よく眠るわけでもないので、私はその当時、2時間以上続けて睡眠をとれることはほとんどありませんでした。
この辛い夜泣きの時期は、3歳半頃までつづきました。
夜中に長男と一緒に、私も辛くて泣いてしまうことが度々ありました。
私の体も心も、限界に近いぐらい疲れきっていました。
たまに実家に帰って、母親に子供を見てもらっている間に、約3時間くらいの睡眠をとったりと工夫していました。
夜泣きについては色々とネットや本で調べて、たくさんの対策を試したりしました。

この方法は、何度も試してみました。
しかし何度試しても、家に着いて車のエンジンをとめると、また泣き出してしまいます。

この方法もまったく効果はなく、いつものように夜泣きしました。
そんな長男の夜泣きが、なぜか3歳半になったらピタッとおさまりました。
私は夜寝てから朝まで起きなかった事は、何年ぶりかでしたから、本当に嬉しかったです。

これだけは、今思い出しても本当に不思議なんですが、これが成長ということでしょうね。
子育て中の反抗期の辛い出来事
小学校も高学年くらいになると反抗期がくると、よく言いますよね。
その反抗期も、激しい子供と、そこまで激しくない子供、ほとんどない子供もいるそうです。
そんな長男の反抗期は、すごく激しいものでした。
長男が小学校5年生の頃の話しです。
長男が悪いことをする度に、私が注意して怒る、の繰り返しでした。
その日も、長男が何をして私が怒ったのかは覚えていませんが、私に怒られた長男がいきなり壁に飛び蹴りをして、大きな穴をあけました。
当然、私は激怒して、この時も感情的に怒ってしまいました。
反抗期なのかどうかも私は当時分からず、ただどうしてこんなことをするようになったのかを悩み、考える毎日でした。
実家が近かったため、母に、この日の壁に穴をあけた事件の話をしました。
母なら何か良いアドバイスをしてくれると思ったからです。
この話を聞いた母は、突然大笑いしました。
「カエルの子はカエルだね。」と、一言いいました。
私には何のことか分からず、ぽかんとした顔をしていると、「あんたも、壁に穴をあけたじゃない。」と言うのです。
詳しく話しを聞くうちに、私は思い出しました。
私も中学校時代は反抗期の真っ盛りで、母に注意されたことが気にいらず、壁を殴って穴をあけたことがあったんです。
そのことを思い出した私は、感情的に長男を怒りつけたことを恥ずかしく思いました。

子育ての講演で胸に響いた話
私はこの頃、小学校の役員をやっていたため、子育てについての講演を聞く機会が増えました。
その講演会の中でも、私の胸にとても響くお話を聞いたことがあります。
「完璧じゃなくていい、間違えたら子供に謝ることが大切です」
「お母さんも子供と一緒に成長するんです」
私はどの講演を聞いても「今日の講演も、ためになるものだったな~」と思っていましたが、これほどまでに胸に響いた話しはありませんでした。
気持ちが楽になった、そんな感じでした。
まとめ
私は今まで子育てをしてきて、間違いもたくさんしました。
親なのに、子供の良い見本にならなきゃいけないのに、悪い見本になってしまったところもたくさんあると思います。
子供たちが大切だから、良い大人になって欲しいから、子育ては必死でした。
もちろん今も進行中ですが。。。
でも、あの講演を聞いたあとは、私の失敗や間違いが怖いと思わなくなりました。
だから、子育てをしている方すべての人に、この講演で聞いた言葉を知ってほしいのです。
私もまだまだ子育てが続くので、子供たちと一緒に成長していきたいと思います。