牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を毎日食べている人も多いですよね。
乳製品にはカルシウムが豊富に含まれていますし、乳酸菌には腸の調子を整えて便秘解消にも役立ちます。
しかし、その一方で乳製品を摂り過ぎると体に悪いため、毎日摂る必要はないという意見もあるようです。
そこで今回は、乳製品は毎日摂取する方が良いのか、乳製品が体に合わない場合やアレルギーがある場合などはどうするのか、などについてご紹介します。
乳製品は毎日摂取する方が良いのか?
牛乳を飲むと一番カルシウムが摂れるとか、便秘解消にはヨーグルトを食べるほうが良いという話をよく聞きますよね。
確かに牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は、健康維持や美容のため、ダイエットのために毎日食べている人も結構多いようです。わたしも朝食には、毎日必ずヨーグルトかチーズを食べるようにしています。
そのおかげなのか、お通じも毎日ありますし、便秘になったことはほとんどありません。
でも、乳製品は毎日摂る必要はないし、逆に摂り過ぎると体に悪いというウワサを聞いてから、少し不安になりました。
そこで、そのウワサは本当なのかを色々調べてみたんです。
すると・・・
日本人が1日に必要なカルシウムを乳製品で摂取しようとすると、その量は牛乳で600ml、ヨーグルトで600g、チーズで60gが必要だと言われています。また、乳製品は摂り過ぎると内臓に負担がかかると言われている量は、牛乳で1000ml以上、ヨーグルトで1000g以上、チーズで100g以上だそうです。
しかし、実際に日本人が飲んでいる牛乳の量は、平均して1日に約200mlほどしかありません。
そのため、内臓に負担がかかるほどの量の乳製品を摂っているのでなければ、毎日摂取しても何の問題もないということになります。 もっとも、育ち盛りの子供やスポーツ選手などが牛乳などを1000ml以上飲む場合は、一度に飲むのではなく、何度かに分けて飲むようにしてください。ただし、乳製品が体に合わないのに、無理して健康維持や美容、ダイエットのために摂る場合などは問題があります。
乳製品が体に合わない人やアレルギーの人はどうする?
日本人って結構、乳製品が体に合わない人やアレルギーがある人も多いですよね。
その理由は、日本人はもともと乳製品を食べる習慣というのがないので、乳脂肪や乳糖、乳タンパクなどを分解する酵素を持っていない人が多いためです。分解酵素がなかったり少なかったりすると、それらが腸の中に溜まって栄養の吸収を阻害したりするため、便秘やニキビの原因にもなったりします。
では、乳製品が体に合わない場合やアレルギーがある場合はどうすれば良いのでしょうか?
その答えは・・・
乳製品を無理して食べないで、吸収しやすい別の食材からカルシウムや乳酸菌を摂り入れるようにしましょう。
また、乳酸菌を摂取するのなら、納豆やキムチ、ぬか漬け、味噌などから摂るといいでしょう。
なお、牛乳を飲む代わりに豆乳に替えてみるのもおすすめですね。
豆乳には、カルシウムやタンパク質が豊富に含まれているだけでなく、女性ホルモンのバランスを整えてくれる大豆イソフラボンの働きによって、キレイに痩せることができますよ。
まとめ
ウワサでは乳製品は毎日摂る必要はないし、逆に摂り過ぎると体に悪いという話がありましたが、それは間違いでした。
乳製品は内臓に負担がかかるほど大量に摂っているのでなければ、毎日摂取しても何の問題もありません。
ただし、乳製品が体に合わない場合やアレルギーがある場合は無理して摂らず、日本人に馴染みの別の食材から摂取するようにしましょう。