シルバーアクセサリーって、使っていると黒く変色してきまよね。
実は銀のアクセサリーは使わなくても黒ずみが出るんです。
この黒く変色する銀の特性を活かして、陰影や立体感のあるシルバーの大きな魅力の一つともなっています。
でも、あまりにも真っ黒に黒ずんでしまったシルバーアクセサリーだと、身に付けるのも嫌になりますよね。
そこで今回は、シルバーアクセサリーの黒ずみの原因と、アクセサリーの黒ずみのきれいな落とし方などについてご紹介します。
シルバーアクセサリーの黒ずみの原因は?
シルバーの指輪やブローチ、ブレスレット、イヤリング、ピアスなどのアクセサリーは、使っていてもいなくても表面が黒く変色してしまう黒ずみ現象がでます。
銀の黒ずみの原因は、2つあります。
大体、シルバーのアクセサリーが黒ずんだら、そのほとんどの原因が硫黄による硫化銀によるものが多いようです。
例えば旅行先などで、銀の指輪やネックレス、ブレスレットなどを身に付けたまま温泉に入ってしまい、気が付いたら真っ黒になってしまってた場合などです。
なお、シルバーアクセサリーが空気に触れて酸化した黒ずみよりも、硫黄で黒く変色した黒ずみの方が厄介です。
なぜなら、硫黄の成分と銀が化学反応を起こし、表面が硫化銀という皮膜が銀の表面にできるからです。
ちなみに、硫黄の成分がある温泉に入らなくても、ただ身に付けているだけでも硫化銀で黒ずむことがあります。
その理由は、わたしたち人間の皮膚や髪はタンパク質で作られていますが、その成分に硫黄が含まれているためです。
また、大気中にも硫黄分が含まれた車の排気ガスなどが飛び散っています。
もっとも銀(シルバー)に酸化銀や硫黄銀が生じて黒ずみが出た場合でも、表面が黒く変色するだけで、中まで侵食してボロボロになることはありません。なので、何十年も経って真っ黒に変色してしまったシルバーアクセサリーでも、ちゃんと手入れして磨いてやれば元のピカピカの輝きを取り戻すことができますよ。
アクセサリーの黒ずみの落とし方
指輪やブレスレット、ブローチ、イヤリング、ピアスなどのアクセサリーは、素材に金や銀、プラチナなどが多く使われています。
アクセサリーの黒ずみは、金や銀(シルバー)、プラチナにも出ます。
そこで、そうしたアクセサリーの黒ずみをきれいに落とす方法をご紹介しましょう。
● 重曹
● やわらかい布
たったこれだけの作業で、金や銀、プラチナの黒ずみやくもりもきれいになります。
ただし、純金や純銀でない表面をメッキをしたアクセサリーの場合は、そのメッキが磨いている途中ではげる恐れもあります。
なので、その場合は特にやさしくこする程度にしてください。
逆にシルバーアクセサリーの頑固な黒ずみは、やわらかい布の代わりに歯ブラシに重曹を付けて磨くと落としやすくなります。
ネックレスなどのアクセサリーは磨いている途中で切れたりするので、指先に重曹を付けて、指の腹でこするようにして黒ずみを落としていきましょう。
ちなみに、表面のメッキがはがれた場合は、アクセサリー店に持ち込めばメッキのし直しの修理をしてもらうこともできますよ。
料金は、銀メッキだと500円前後で、金メッキだとネックレスでも、1,000円前後です。
まとめ
今回は、シルバーアクセサリーの黒ずみの原因についてご紹介しました。
また、金や銀、プラチナなどのアクセサリーの黒ずみのきれいな落とし方などについても詳しくご紹介しています。
これで大切な婚約指輪や結婚指輪、シルバーネックレスなども何十年経っても購入した時と変わらないツヤや輝きが戻りますよ。