在来線の電車に乗って改札を出ようとしたら、切符がないってこともたまにはありますよね。
切符をどのポケットに入れたかわからなくて、結局、また料金を払うハメになった経験が私には一度だけあります。
しかし、その時は見つからなかった切符が、帰宅したら探したはずのポケットからか出てきたんです。
これって二重に払った料金はどうなるの?って思われる方も多いと思います。
そこで今回は、切符をなくした時に改札でやることと、切符をなくした時の新幹線の領収書は証明になるのか、などについてご紹介します。
切符をなくした時に改札でやることとは?
在来線の電車で切符をなくした場合、改めて料金を支払う必要があります。
これは鉄道営業法などによって決められているので仕方がありません。
では、改札を出た後で切符が出てきた場合はどうするかですよね。
再収受証明書
この再収受証明書があれば、後から出てきた切符と一緒に駅に提出すると、余計に払った分の切符代の払い戻しが受けられます。
つまり、改札で再収受証明書をもらわないと、後から切符が出てきても、その切符だけでは払い戻しは受けられないということです。
ただし、再収受証明書による払い戻しには手数料が取られますが、これは仕方がないですね。
あと、再収受証明書の有効期限は、発行後1年間です。
そのため、すぐになくした切符が出てこなくても、何ヶ月かして意外なところから出てくる場合もあります。なので、切符をなくした時は改札で再収受証明書は必ず受け取るようにしてください。
新幹線で切符を無くした時の領収書は証明になる?
在来線だけでなく、新幹線でも切符をなくした場合は、改めて料金を払う必要があります。
もちろん、新幹線の場合も再収受証明書を改札で受け取っていれば、あとでなくした切符が出てきた時に手数料を差し引いた金額を払い戻しで受け取れます。これって新幹線の料金が高いこともあると思いますが、車内で切符をなくした方の多くがその領収書があるから証明されているんじゃないかと駅員に苦情を言うお客さんが多いそうです。
中には、新幹線に乗車する前に買ったお土産屋のレシートを見せて、証明をせまるお客さんもいるそうです。
しかし、それらの領収書は何の証拠にもなりません。
なぜなら、新幹線の切符を購入した証拠にはなっても、実際に使っていたという証拠になならないからです。
例えば、新幹線の切符を購入した時にもらった領収書を見せて証明されるのなら、第三者にその領収書を渡せば、その第三者はタダの領収書で新幹線に乗れることになります。それでは新幹線の親会社が悲鳴をあげてしまいますよね。
なので、新幹線の領収書等はなくした切符の証明にならないので注意してください。
また、新幹線で切符をなくした場合も、改札で必ず再収受証明書を受け取るようにしてくださいね。
まとめ
私の場合は、地下鉄の電車で切符をなくすなんて今までなかったので、再収受証明書のことも知りませんでした。
あとで友人に聞いて、失敗したな~って後悔しています。
それで今回は私の経験を踏まえて、切符をなくした時に改札でやることと、切符をなくした時の新幹線の領収書は証明になるのか、などについてご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。